ARアプリ開発会社が和訳したVuforia Developer Portalの記事を公開しています。

ガイド

ここでは、Vuforiaプラットフォーム機能の実装方法や、
貴社アプリの開発・管理にVuforiaツールをどのように適用するか
といったマニュアル的記事や仕様について掲載しています。

※この和訳は、Vuforia teamによるものではありません。
オリジナルおよび最新のコンテンツについては、developer.vuforia.comをご覧ください。

クラウド認識クエリAPI結果

  • ご注意:クラウド認識Web APIへへ返されたクエリ結果は、IDによるターゲット照合のリストで、認識確度によってランキングされています。
    このAPIは、トラッカブルターゲット結果を受け取りません。

  • 利用ケース
  • Vuforiaクラウド認識サービスは、多数のターゲットを扱うアプリや、頻繁に更新する必要のあるターゲットを扱うアプリに最適です。
    サービスをお使いのお客様は、以下のようなメリットを享受いただけます:
    • スケール:1アプリに対し、1,000,000個を超えるターゲットを利用可能
    • フレキシビリティ:既存コンテンツ管理システムを統合
    • マーケットへの投入時間:コンテンツ変更をリアルタイム&動的に配信し、マーケットへの投入時間を短縮
  • クラウド認識サービスについて
  • Basic + Cloudプランでは、いくつのターゲットを設定できますか?
    開発ライセンス:1ヵ月につき1000認識、1000画像まで
    Basic + Cloudライセンス:1ヵ月につき10,000認識、100,000画像まで
    Proライセンス:1ヵ月につき10,000認識以上、100,000画像以上


    Basic + CloudプランもしくはProプランでは、いくつのVWS APIコールを受けますか?
    1日あたり10,000 VWS APIコールが許容されています。

    これを超えるVWS APIコールをご希望の場合、もしくは許容コール数を超えた旨を知らせるエラーメッセージを受信された場合は、お問い合わせください。

    1つのアプリで、複数のクラウドデータベースを利用できますか?
    いいえ。1アプリあたり1つのクラウドベースのみの連携となります。


  • クラウドアプリ利用状況を確認するには

  • ライセンスマネージャーは、クラウド認識が実行された数を、アプリの月毎の認識利用回数の制限数との比率を示すアプリのユーザーアクティビティに関するレポートでご提供します。

クラウドアプリ利用状況

  • アプリの認識利用回数バーは、アプリにご契約いただいているプランの月毎の最大認識利用回数への接近率が分かるように色分けされています。
    バーがオレンジ色もしくは赤色の場合、利用回数が制限数に近づいていることを示しており、当月の残り日数での利用回数をご考慮の上、さらに認識利用回数の多いプランに移行する必要があるかどうかご判断いただく必要があります。

画像ターゲット画面


  • ●画像ターゲットとして使用する画像のサイズの決めかた
    ●画像ターゲットのパラメーターを定義するには

    画像ターゲットとは、Vuforia SDKが検出・トラッキングできる画像のことをいいます。
    データマトリクスコードやQRコードといった、これまでの標準的なマーカーとは異なり、画像ターゲットを認識するために特別な白黒帯域やコードを必要としません。
    SDKは、既存ターゲットのリソースデータベースと、画像自体の中にある特徴点を比較することによって、特徴点を検出しトラッキングします。
    画像ターゲットが検出されると、画像ターゲットがカメラの視野角内に部分的に入っている限り、SDKは画像をトラッキングします。


  • 使用ケース
  • 画像ターゲットの一般的な利用方法としては、マーケティングキャンペーン用の印刷物・製品パッケージの認識やAR、ゲーム、製品の利用シーンのビジュアル化などがあります。


  • 対応可能な画像
  • Vuforiaターゲットマネージャー内でRBGもしくはグレースケールのJPGもしくはPNG画像を使用し、画像ターゲットを作成できます。
    アップロードする画像のデータサイズは2MB未満です。
    画像から抽出された特徴点がデータベース内に保存され、ダウンロードしてアプリケーションにパッケージングできるようになります。
    データベースは、アプリ実行時の比較のためにVuforiaが使用することがあります。


  • 対応可能な環境
  • 画像ターゲットは、適度に明るく、拡散照明下にあることが必要です。
    物体の表面には、均一に照明が当たっている必要があります。


  • 画像ターゲットを利用する作業
  • 画像ターゲットを使って開発を行うには、2つのステップがあります。
    まず1つめのステップで、使用する画像ターゲットを設計する必要があります。
    次のステップで、その画像ターゲットをVuforiaターゲットマネージャーにアップロードし、ターゲット画像としての処理→認識率の評定を行います。


  • ターゲット画像の設計
  • 画像ターゲットには、Vuforia SDKによって検出が可能な詳細に富む平面画像であれば利用可能です。
    下記の項目で、最適なターゲット画像の選択方法や、ターゲット画像の設計・認識率の評定方法のガイドラインをご説明しています。

  • 参照:
    ターゲットの検出とトラッキングの安定性を最適化する


  • 画像ターゲットのアップロードと管理
  • 画像ターゲットは、データを埋め込んだオンラインのデバイスデータベースもしくはクラウドデータベースのいずれかを使用して、アプリケーションに組み込むことができます。
  • ・デバイスデータベース:デバイスデータベースで使用するには、ターゲットマネージャーで画像ターゲットを作成
  • ・クラウドデータベース:クラウド認識データベースで使用する画像ターゲットを作成について、「クラウド認識」を参照

  • 画像ターゲットは、Vuforiaターゲットマネージャーを使用して作成されます。
    ターゲットマネージャーは画像処理を行い、特徴点をデータ化して生成します。
    また、ターゲットの予測される検出・トラッキング性能、およびVuforia SDKが使用する可視化されたターゲットの特徴点の認識率が表示されます。

  • 参照:
    デバイスデータベースとクラウドデータベースの比較


  • サンプル
  • 画像ターゲットのサンプルでは、アプリケーション内での画像ターゲットの実装方法および設定方法をご覧になれます。
    また、これらのサンプルをオリジナルのターゲットやコンテンツとしてカスタマイズしていただくことも可能です。

    クラウド認識サンプルでは、Vuforiaクラウド認識サービスでの画像ターゲットの使いかたや、サービスを実行およびサービスへのクエリに応答するアプリの開発方法をご覧になれます。


  • 画像ターゲットと拡張トラッキングの使用
  • 拡張トラッキングは、ターゲットを取り巻く環境の特徴点を使用してトラッキングの信頼性を高めます。
    これにより、さらに大きなモデルの使用や、ターゲット表面からさらに遠い場所に配置することが可能となります。
    拡張トラッキングは、ターゲットが安定した周囲環境下に配置され、ユーザーによって動かされることのないような状況下でお使いください。
    拡張トラッキングのアクティベート中に、ターゲットを動かしたり周囲環境を変えたりすると、トラッキングが崩れることがあります。

  • 参照:
    拡張トラッキング


  • 画像ターゲットとバーチャルボタンの使用
  • バーチャルボタンを使用すると、画像ターゲットの特定エリアがいつユーザーによって覆われたかを知ることができます。
    バーチャルボタンを使って、画像ターゲットをインタラクティブにできます。
    下記の項目で、バーチャルボタンの定義方法および設定方法や、画像ターゲットへの追加方法についてご説明しています。

  • 参照:
    バーチャルボタンを実装するには


  • その他のトピックス
  • 参照:
    アプリ実行時にターゲットにアクセスし変更するには
    ターゲットマネージャー外でXMLファイルのデータセット構成を変更するには


  • 画像ターゲットとして使用する画像のサイズの決めかた

  • 画像をターゲットマネージャー上にアップロードする際には、すること320ピクセル以上の幅を持った画像サイズでアップロードすることをおすすめします。
    リサイズする過程で、アップロードされた画像に対してアンチエイリアス処理が実行されます。
    この処理自体は、画像への問題はまったくありませんが、常に好ましい処理であるとは言えません。
    アンチエイリアスの影響を回避するために、アップロードする画像の幅を320ピクセル以上にしてください。
    サーバー側のスケーリングによる画像の伸縮が原因となり、特徴点が減少したり、局所的にコントラストが悪くなります。
    すぐには目に見えない現象ですが、結果的にこのようなターゲットは、検出やトラッキングが劣化する可能性があります。


  • 画像ターゲットのパラメーターを定義するには

  • 画像ターゲットのパラメーターは、以下の仕様に従い、ターゲットマネージャー上で定義されます。
    バーチャルボタンのパラメーターは、ターゲットのデータセットと共にターゲットマネージャーによって返されるconfig.xmlファイルに追加することが可能です。

ターゲットサイズのパラメータ表

  • ユーザー設定ターゲット

  • https://library.vuforia.com/content/vuforia-library/en/articles/Training/User-Defined-Targets-Guide.html
  • January 07, 2019

  • ●最適な画像ターゲットの特性
    ●Unityでユーザー設定ターゲットを開発するには
    ●ネイティブSDKを使用してユーザー設定ターゲットを開発するには
    ●デバイスデータベースおよびクラウドデータベースをユーザー設定ターゲットと共に使用するには

    ユーザー設定ターゲットとは、アプリの実行時にユーザーによって選択されたカメラフレーム内の画像から作成された画像ターゲットです。
    バーチャルボタンに非対応であることを除けば、一般的な画像ターゲットの機能とほぼ同様にお使いいただけます。

  • 使用ケース
  • 画像ターゲットの場合、アプリが認識する画像をデベロッパー側が前もって選択します。
    一方、ユーザー設定ターゲットの場合は、エンドユーザーがアプリの実行時に画像を選択します。
    すなわち、ユーザーは、事前に設定されたターゲットを持ち歩く必要なく、すぐそばにある写真・本の表紙やポスターといった画像を選択するだけで、「いつでも・どこでも」ARを体験することができるのです。


  • 対応可能な環境
  • ユーザー設定ターゲットは、適度に明るく、拡散照明下で撮影される必要があります。
    また、物体の表面には、均一に照明が当たっている必要があり、総じて屋内の方が正常に機能します。


  • ユーザー設定ターゲットでの作業
  • ユーザー設定ターゲットの撮影・作成・トラッキングのプロセスは、Vuforia APIを使用したアプリのロジックにより管理されています。
    ユーザーによってターゲット画像が選択されるため、どのような画像が利用可能か、最高のユーザーエクスペリエンスを得るためにはどのように撮影したらよいか、といったことについてユーザーにお伝えすることが重要です。

  • ユーザー設定ターゲット画像を選択する
    エンドユーザーが、信頼性の高い検出とトラッキングに対応する画像を選択することができるように、デベロッパー側は、優良ターゲットの品質についてアプリケーション内でユーザーにお伝えする必要があります。

  • 最適なユーザー設定ターゲットの特性
    • 詳細に富む、例:街中、群集、アイテムのコラージュや混合、スポーツの場面
    • コントラストが明確、すなわち、明るい領域と暗い領域と、十分な光量がある
    • 反復パターンでない、すなわち、草原、同一の窓を持つモダンな家の正面、碁盤目のような規則的な文様でない
    • 手近な例として、名刺、雑誌、メモなど

ユーザー設定ターゲット画面


  • 画像のフレーミング
  • 遠近の歪みを最小に抑えるために、画像表面の平面部分とユーザー端末が平行な状態で画像を撮影するように、ユーザーにご説明する必要があります。
    こうすると、画像の良好な直線基準がObjectTracker側へ提供されます。

  • また、SDKは、ユーザー設定ターゲットとして使用するのに適した画像を表示中であることをユーザーにお知らせする、解析指標フレームを提供します。


  • ユーザー設定ターゲットと拡張トラッキングの使用
  • 拡張トラッキングは、ターゲットを取り巻く環境の特徴点を使用してトラッキングの信頼性を高めます。
    これにより、さらに大きなモデルの使用や、ターゲット表面からさらに遠い場所に配置することが可能となります。
    拡張トラッキングは、ターゲットが安定した周囲環境下に配置され、ユーザーによって動かされることのないような状況下でお使いください。
    拡張トラッキングのアクティベート中に、ターゲットを動かしたり周囲環境を変えたりすると、トラッキングが崩れることがあります。

  • 参照:
    拡張トラッキング


  • サンプル
  • 「ユーザー設定ターゲットサンプル」で、ユーザーインターフェースの設計方法や、アプリのユーザーがUDTエクスペリエンスを効果的に実行できるようにするユーザーエクスペリエンスの要素をご覧いただけます。


  • 最適な画像ターゲットの特性

  • ユーザー設定ターゲットに関して、アプリケーション側は下記のタスクを担当します:

    ・ターゲットをスキャンするプロセスを開始
    ・ターゲットを構築するプロセスを開始
    ・トラッキング用に、新たに取得したターゲットをデータベース上に追加する

    ユーザー設定ターゲットは、実行時にImage TargetBuilderを使用してターゲット取得プロセスを呼び出すことによって生成されます。
    そのため、本記事では、この機能に関する一般的な概要のみをご説明します。

    アプリケーション内で、デベロッパーは、エンドユーザーが正常にターゲットを取得できるように適切なターゲット品質について、ユーザーに対し通知する必要があります。

    以下のような特性を持つ画像ターゲットが、Vuforia SDKから最高の検出性能・トラッキング性能を引き出します。

トラッキング性能を引き出す条件例

  • デベロッパーは、適切にスナップショットをフレーミングできるよう、アプリケーション内で指示をする必要があります。

    ご注意:
    ユーザー設定ターゲットの属性は、Database Configuration XMLファイル内には格納されません。

  • ライセンスキーを作成するには

  • Vuforiaエンジンアプリは、ライセンスキーを使用することで、アプリを一意に識別しVuforiaエンジンへのアクセスを可能にします。
    ライセンスキーは、ライセンスマネージャーで生成します。

    本セクションでは、貴社アプリのためのライセンスキーを生成するために必要となるステップを説明します。
    また、貴社のご利用想定、開発工程、利用するデバイス等から、どのライセンスやプランタイプが必要となるのかの判断にもお役立ていただけます。

    参照:ライセンスマネージャーFAQ

    ワークフロー
    ライセンスキーを生成するには、Vuforiaデベロッパーアカウントが必要です。
    もし、Vuforiaデベロッパーアカウントをまだお持ちでない場合には、下記を参照してアカウントを取得してください。

    参照:Vuforiaエンジンデベロッパーとして登録するには


  • 1. 「ライセンスマネージャー」ページを開き、「Get Development Key」ボタンをクリックする

ライセンスマネージャー画面

  • 2. 「App Name」欄に、任意のアプリ名を入力し、Vuforiaデベロッパー契約に同意するチェックボックスにチェックを入れる

開発ライセンス追加画面

  • 3. 「Confirm」ボタンをクリックすると、ライセンスマネージャー上に、新規ライセンスが登録される

ライセンスマネージャー画面


  • デプロイの準備が整ったら、「Buy Deployment Key」ボタンをクリックして、貴社プロジェクトと事業規模に見合うキーを購入してください。


  • ライセンスキーを削除するには

  • ライセンスキーは取り消すことも削除することもできます。
    「ライセンスキー取消」は、ライセンスキーの持つライセンスおよびプランを無効にしますが、ライセンスマネージャー上には両方の記録が残ります。
    「ライセンスキー削除」は、ライセンスキーを無効にすると同時に、ライセンスマネージャー上の記録も削除します。
    「ライセンスキー取消」は、取消を登録した日の翌日から有効となります。

    Proプランをご利用の場合は、プラン契約内容によって「ライセンスキー取消」の手順が異なります。
    Proプランで「Cancel」を選択し、Vuforiaエンジンサポートへご連絡ください。

    ご注意:
    開発プランおよびBasicプランは、「ライセンスキー削除」のみ可能です。
    ライセンスキーを削除すると、ライセンスも削除されます。
  • Basic + CloudライセンスおよびProライセンスをご利用の場合
    1. ライセンスマネージャーにログインする
    2. 取消を行うアプリケーションライセンスを選択する
    3. Detailタブ内にある「Cancel」をクリックする
    4. 確認欄に“YES”と入力し、「Confirm」をクリックする
    5. アプリケーションライセンスキー取消の確認メールが届く
    6. メール到着後、取消したライセンスキーのdetailタブから、ライセンスキーを削除する

    ご注意:
    Basic + CloudライセンスもしくはProライセンスを削除すると、自動的に取消処理していないライセンスキーも取り消されます。

  • 開発プロジェクトの場合
    1. ライセンスマネージャーにログインする
    2. 取消を行うアプリケーションライセンスを選択する
    3. ライセンス名横の「Delete License Key」をクリックする

ライセンスキー削除画面

  • 4. Deleteボタンを押して、キーを削除する。この操作で、同時にライセンスも取り消されます。
    5. アプリケーションライセンスキー取消の確認メールが届く

ライセンスキー取消確認画面



  • 本ガイドでは、Vuforiaオブジェクトスキャナーアプリを使用して、立体物ターゲットの作成に不可欠なオブジェクトデータファイルを作成する方法をご説明しています。

オブジェクトスキャナー画面

  • Vuforiaオブジェクトスキャナーは、物理的な3DオブジェクトをスキャンするためのAndroidアプリケーションです。
    オブジェクトスキャナーは、ターゲットマネージャー上で立体物ターゲットを定義する上で不可欠なソースデータを含むオブジェクトデータファイル(*.OD)を生成します。
    オブジェクトスキャナーを使用して、ODファイルの生成・テスト・編集を行うことができます。立体物の特徴点と同様、立体物全体への適用範囲を視覚化してご提供します。


    対応デバイス
    オブジェクトスキャナー対応デバイスに関する最新の情報については、「Vuforiaがサポートするバージョン一覧」を参照してください。


    対応する環境
    立体物は、適度に明るく拡散した照明の下でスキャンを行う必要があります。
    可能な限り、立体物の表面に均一に光が当たり、他の立体物や人の影などが写り込まないようにしてください。

    スキャン環境のサンプル

グレーの厚紙を利用したシンプルなスキャンスタジオ

  • グレーの厚紙を利用したシンプルなスキャンスタジオ

ライトレントとターンテーブルを使用した簡易スタジオ

  • ライトレントとターンテーブルを使用した簡易スタジオ


  • オブジェクトスキャンニングセッションをセットアップするには

  • 本項では、Vuforiaオブジェクトスキャナーアプリのインストールと実行方法、またこの操作に必須となる「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙の印刷方法にについてご説明します。


    インストール
    Vuforiaオブジェクトスキャナーは、Developer PortalサイトのツールページにあるAndroid APKとしてご提供しています。
    ADB(Android Device Bridge)を使用して、このAPKをお手元のAndroid端末にインストールしてください。

    参照:ADBを使用してAPKをインストールするには


    対応デバイス
    Vuforiaオブジェクトスキャナーは、サムソン・ギャラクシーS5とGoogle Nexus 5に対応しています。
    これ以外のAndroid端末では、充分な結果が得られないことがありますので、ご注意ください。


    アプリを起動する
    Vuforiaオブジェクトスキャナーをインストールしたら、Android端末のアプリ画面から、本アプリを起動してください。

オブジェクトスキャナーアイコン

  • オブジェクトスキャナーアイコン

    起動すると、アプリのホーム画面を表示します。
    この画面では、以前のスキャンを再開したり、新しいセッションを開始したりすることができます。

スキャンデータ未保存のホーム画面

  • スキャンデータ未保存のホーム画面

保存されたデータ有のホーム画面

  • 車のスキャンデータが保存されていることを示すホーム画面


  • 「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙
    立体物のスキャンを開始する前に、「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙を印刷し、この用紙の使いかたについて理解しておく必要があります。
    まず、必ず原寸サイズ(100%)で印刷してください。
    ターゲットサイズを変更すると、オブジェクトスキャナー側で計算される物理的な寸法に影響を及ぼしますのでご注意ください。

「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙

  • 「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙は、用紙中の原点との関係性から、立体物ターゲットの位置を特定するために使用します。
    「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙のグリッド領域の左下隅に(0,0,0)で示される原点は、立体物ターゲットのプレビュー表示の境界ボックスの(0,0,0)位置と対応しています。
    グリッド1マスの単位は「ミリメーター」です。この単位は、シーン内での単位や、推測される物理的なオブジェクトサイズで使用されます。

スキャンニングプレビュー画面



  • 立体物をスキャンしてオブジェクトデータファイルを作成するには

  • 下記の項目で、立体物のスキャン方法、およびターゲットマネージャー上で立体物ターゲットの作成時に必要となるオブジェクトデータファイルの作成方法についてご説明しています。
    「オブジェクトスキャンニングセッションをセットアップするには」をまだお読みでない場合は、手順を先に進める前に、必ず読んでから下記の手順を行ってください。
    立体物をスキャンしてオブジェクトデータファイルを作成するには、下記の手順に従ってください。

    1. 「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙を印刷する
    2. 印刷した用紙を設置する
    3. 立体物を設置する
    4. 立体物をスキャンする

    「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙を印刷→設置する
    スキャンニングセッション中は、事前に設定したスキャンニングターゲットを、ローカル座標空間の原点に対する立体物ターゲットの位置と方向に設定して使用します。
    「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙は、Vuforiaオブジェクトスキャナーで入手できます。
    この「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙をフルサイズで印刷し、印刷した用紙を、スキャンニングを行う環境下に設置します。

    立体物を「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙上に設置する
    スキャンを行う立体物を、下図に示す「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙のグリッド範囲内に設置します。

立体物を設置

  • ご注意:この立体物は、前方左側の角部分が、ローカル空間の「0, 0, 0」の位置に合うように設置してください。

    重なり合う三角形で構成されているターゲットの特徴点領域は、2つの役割を果たしています。
    これによりスキャナーは、グリッド範囲内にある物理的ターゲットの体裁を正確に識別し、また同時にスキャンニング空間のカリング領域を設定することが可能です。
    立体物の表面エリアが、ターゲットの特徴点領域内に入ってしまうと、立体物ターゲットのオブジェクトデータとして組み込まれません。

立体物をエリア設置

  • 上図のような場合には、立体物の後ろ半分のみがオブジェクトデータとして組み込まれます。

    ターゲット表面の領域をカリングする機能は、サポートされていない表面(例:特徴点のない領域および柔らかい表面や連結された表面、など)を除去するのに有用です。

    またカリング機能は、ユニークな形状のサブパーツとして表面の特徴点を共有する立体物の集合体の中でアイテムの識別に使用することができます。
    例えば、上図の車が、共通のフロント部分を共有する同車種の集合体の1車種であるが、リア部分は独自のデザインを持つような場合、これらの車はそのリア部分の特徴点をキャプチャーすることのみにより個別で認識されることになります。

    立体物をスキャンする
    下記の手順は、立体物をスキャンする詳細方法の概要です。スキャンニング中は、立体物もしくは「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙を動かさないでください。
    記録中にターゲット上で立体物を動かすと、スキャンニング結果が劣化します。

    1. 「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙を、適当な照明条件下に設置する
    • グレー色の背景が最適です。
    2. 「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙のグリッド範囲に、立体物を設置する。
      立体物は、グリッド範囲の左下の角の位置「0, 0, 0」に合うように設置してください。
    3. Vuforiaオブジェクトスキャナーアプリを起動する
    4. +アイコンを押し、新規スキャンニングセッションを開始する

立体物スキャン開始画面


  • 5. 仮想軸を使って、立体物が正しく設置されているか確認する

立体物を設置


  • 6. レコードボタン(●)を押して、スキャンニングを開始する。スキャンのレコード中は、立体物もしくは「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙を動かさないでください。

立体物をスキャン中


  • 7. 立体物の周囲でカメラを動かして、アプリ使用時のユーザーエクスペリエンスに重要となる、見栄えの良いポイントをキャプチャーします。表面領域が正常にキャプチャーされると、それに対応するファセットがグリーン色に変わります。
    8. 使用する表面の大部分がキャプチャーされると、レコーディングを停止し、「オブジェクトスキャンニングターゲット」用紙を取り払い、無地のグレー色の背景上にレコーディング結果を再生することができます。 またスキャンを再開する前に、オブジェクトを再配置することもできます。

レコーディング結果


  • 9. スキャンニングプロセスを停止するには、ストップボタン(◎)を押します。
    10. スキャンニングセッション名称を入力します。

スキャン名称入力画面


  • 11. スキャンニング結果概要画面で、スキャンニング結果を確認します。

スキャン結果表示画面



  • オブジェクトスキャン結果をテストするには

  • 本項では、Vuforiaオブジェクトスキャナーアプリから直接スキャンした立体物をテストする方法についてご説明します。
    先に進める前に、必ず前項の「立体物をスキャンしてオブジェクトデータファイルを作成するには」をお読みください。
    立体物のスキャンが完了すると、スキャン結果を確認することができるサマリー画面が表示されます。

サマリー画面

  • 「Test」ボタンをタップすると、スキャン結果をテストすることができます。
    下記では、立体物の認識時、現実世界での原点位置にARが表示されています。

スキャン結果画面

  • ヒント:別の背景下でもテストされることをおすすめします。

違う背景でのテスト

  • スキャン結果を改善したり、追加したりしたい場合は、サマリー画面に戻り、「Cont Scan」ボタンをタップしてください。
    オブジェクトデータファイルをリロードし、立体物のスキャンを継続することができます。

ContScanボタン押下時



  • オブジェクトデータファイルのサイズを縮小するには

  • オブジェクトデータファイルのサイズは、立体物をスキャンした際に取り込まれた特徴点の数が反映されます。
    下記でご紹介するいくつかの簡単な項目に従っていただくことによって、オブジェクトデータファイルのサイズを縮小することができます。

    オブジェクトデータファイルサイズを縮小することで、立体物ターゲットを含むデバイスデータベースのロード時間の改善や、アプリのメモリー要件の削減などの効果を見込むことができます。

オブジェクトスキャン中画面

  • 上記の画面のように、左上隅に取り込まれた特徴点の数が表示されます。
    オブジェクトスキャンセッション中に取り込まれる特徴点の数量を制限することで、Vuforiaオブジェクトスキャナーによって生成されるオブジェクトデータファイルのサイズを削減することが可能です。


    推奨事項
  • 1. 立体物の表面のうち、アプリの実際の操作上で重要となる面のみをスキャンする。
    例えば、アプリ上で立体物の正面しか利用しない場合、背面や側面のスキャンは行わない、など。
  • 2. アプリで静物ターゲットを利用する場合、立体物の1面のみをスキャンして、立体物ターゲット上で拡張トラッキング機能を有効にする。
    拡張トラッキングは、周囲の環境の特徴点を取り込むことによって、静物ターゲットにおけるトラッキングの堅牢性を向上する機能です。

  • 参照:
    拡張トラッキング


  • オブジェクトデータファイルの編集とアップロード方法

  • 本項では、立体物のスキャン完了時に生成されるオブジェクトデータファイルの抽出とアップロードの方法についてご説明します。
    先に進める前に、必ず前項の「オブジェクトスキャン結果をテストするには」をお読みください。
    立体物のスキャンとテストが完了したら、サマリー画面の右上隅にあるメニューアイコン(3つのドット)をタップして、編集作業に進みます。

サマリー画面からメニュー選択

  • オブジェクトデータファイルをターゲットマネージャーにアップロードするには、ホーム画面に戻り、スキャンした立体物を選択します。その後、シェアアイコンをタップします。
    自分のPCにオブジェクトデータファイルを送信するために使用できるアプリの選択肢が表示されます。
    オブジェクトデータファイルのデータサイズは大きくなりがちであるため、大容量のデータ送信に適したツールを選択してください。
    オブジェクトデータファイルは、ADB(Android Debug Bridge)を利用してUSB経由でPCに転送することも可能です。
    デバイス上のファイルパスは、/sdcard/VuforiaObjectScanner/ObjectRecoです。

シェアアプリの選択画面

  • Vuforia Captureアプリから送信されたzipファイルから、オブジェクトデータファイル(*.od)を抽出してください。

    オブジェクトデータファイルをVuforiaターゲットマネージャーのデバイスデータベースに追加します。


    データベースに立体物ターゲットを追加する
  • 1. ターゲットマネージャーページを開く
  • 2. 「Device Databases」タブをクリックすると、デバイスターゲットデータベースのリストが表示される。
  • 3. データベースのリストから、新しく立体物ターゲットを追加するデータベースを選択してクリックする。

ターゲットマネージャー画面

  • 4. 「Add Target」ボタンをクリックすると、「Add Target」ダイアログが開く。

ターゲット追加画面

  • 5. 「File」欄で、ターゲットとして使用するオブジェクトデータファイル(*.od)を選択する。
  • 6. 「Name」欄に、ターゲット独自の名称を入力する。
    ・ 名称は、デバイスターゲットデータベース内において唯一の名称にしてください。
    ・ 名称は、立体物を表現するものにしてください。
    ・ 名称は、変更可能です。
    ・ 名称には、文字・数字とアンダースコア「_」のみ入力することができます。
  • 7. 「Add」ボタンをクリックする。処理が終了すると、アップロード結果と共に、ターゲット詳細ページが開きます。

  • 参照:
    Vuforiaターゲットマネージャー


  • Vuforiaターゲットマネージャー

  • https://library.vuforia.com/content/vuforia-library/en/articles/Training/Getting-Started-with-the-Vuforia-Target-Manager.html
  • November 02, 2018

  • ●ターゲットマネージャーからのエラーに対するトラブルシューティング

  • Vuforia ターゲットマネージャーは、オンラインのターゲットデータベースの作成と管理ができるウェブベースのツールです。
    ターゲットマネージャーを使って、データベースとライセンスキーの紐付けを管理することもできます。


  • ターゲットマネージャーを使ってできること
    • デバイスデータベース、クラウドデータベース、VuMarkデータベースの作成
    • ライセンスキーへのデータベースの紐付け
    • データベースにターゲットを追加
    • ターゲットの編集と削除
    • データベース管理
    • デバイスデータベースのダウンロード


  • 対応可能なターゲット
  • ターゲットマネージャーは、画像ターゲットおよびVuMarkのどちらにも対応しています。
    画像ターゲット・マルチターゲット・シリンダーターゲット用の画像データは、8-bitもしくは24-bitのPNGファイルもしくはJPGファイル形式で、JPGファイルはRGBもしくはグレースケール画像である必要があります。
    画像ファイルの最大容量は、2.25MBです。

    VuMarkはAdobeイラストレーター上でVuforiaデザイナーツールを使用して作成したSVGファイルでなくてはなりません。
    詳細は、「Adobeイラストレーター上でVuMarkをデザインする」を参照してください。

    ターゲットマネージャーでは、Vuforiaオブジェクトスキャナーで作成されたオブジェクトデータ(*.od)ファイルにも対応しています。
    オブジェクトデータファイルは、立体物認識に使用します。


  • ターゲットマネージャーを利用する作業
  • ターゲットマネージャーでの作業を開始するには、Vuforiaデベロッパーアカウントが必要です。

    ご登録がまだの場合は、「Vuforiaデベロッパーとして登録するには」を参照してください。

  • ターゲットマネージャー内で作成されたデータベースはすべてライセンスキーに紐付けられる必要があります。

    下記を参照してください。
    ライセンスキーを作成するには
    Vuforiaエンジンアプリにライセンスキーを追加するには

  • ライセンスマネージャー内でライセンスキーを設定されますと、以下のようなことが可能となります。
    • データベースの作成
    • ターゲットの追加
    • データベースをダウンロードしてVuforiaプロジェクトへ追加
    • アプリ使用期間中のデータベースとターゲットの更新と管理

  • デバイスデータベース、VuMarkデータベース、クラウドデータベース
  • Vuforiaでは、ターゲットの保管方法によって3つのデータベースタイプをご利用いただけます。
    • デバイスデータベースは、ユーザーの端末内に保管する画像のローカルデータベースです。
    • VuMarkデータベースは、ユーザーの端末内に保管するVuMarkのローカルデータベースです。
    • クラウドデータベースは、オンラインで保管されインターネットを介して照会される画像ターゲットのデータベースです。
  • 最速スピードで画像・シリンダー・マルチターゲットなどの画像認識が必要な場合で、アプリに設定したターゲットを頻繁に変更する必要が無い場合には、デバイスデータベースを使用してください。
    また、立体物認識の立体物ターゲットを利用する場合にも、デバイスデータベースを使用してください。

    VuMarkの認識、デコード、トラッキングを行う際は、VuMarkデータベースを使用してください。

    最大1,000,000個の画像ターゲットの検出が必要な場合や、オンラインで設定したターゲットを頻繁に管理できる利便性を求める場合には、クラウドターゲットを使用してください。
    ただし、クラウドデータベースではシリンダーターゲットとマルチターゲットはご利用になれません。


  • デバイスデータベースとクラウドデータベースのその他の相違点について
    • デバイスデータベースの照会時間は、クラウドデータベースよりも早い
    • デバイスデータベースは複数ターゲットの同時トラッキングに対応しているが、クラウドデータベースでは一度にひとつのターゲットのトラッキングをサポートするのみ
    • デバイスデータベースが大きい場合、ロードに数秒かかることがあるが、クラウドデータベースではアプリ開始と同時に照会が可能
  • 参照:
    デバイスデータベースとクラウドデータベースの比較
    デバイスデータベースでの作業方法
    クラウドデータベースでの作業方法
    VuMarkデータベースでの作業方法